卒業生の仮装で有名な、金沢市立美術工芸大学の卒業式に、総務常任委員会委員として参列しました。
送辞も答辞もユーモアがあり、かつ、分断が深刻化している世界情勢や政治状況に対する批判的な視点もあり、自由な学風が感じられました。
答辞から...
入学式の久世前学長の言葉「手で考え、心で創れ」が忘れられない。
宇宙飛行士の仮装は、これからの未知の世界を探求することを表現している。
デザインを学んだが、デザインがシステマチックに利用されないよう警戒しなければならない。
全身グリーンで染め上げた兵士姿の5人は、武器に替えて手に手にブラシやゴミ袋を持ち、世の中をクリーンにすることを表現しているという。なるほど。
アートな街・金沢でアートを学んだ学生が、未来へ、世界へ羽ばたきます。このような美大を持っていることを誇りに思います。