今議会発言者20人中11人がごみ有料化を取り上げています。私は今回は発言の機会はありませんが、以下の理由で拙速な有料化導入には反対の立場です。 ①有料化の前にやることがある。例えば、古紙回収システムの構築。全国の中核市では、有料化せずとも減量化・資源化に成功している自治体がたくさんあります。 ②懐を痛めないと市民は減量化・資源化に向かわないとするのは、市民を信用していないことではありませんか?市長が進めようとする地域コミュニティ醸成と矛盾します。 ... ③金沢市の市民一人当たりの家庭ごみの排出量は中核市の中では少ない方です。(45市中8位)低かった事業系ごみの手数料を上げることは決まりました。これを先行して実施し、古紙回収システムを構築し、市民に減量化・資源化を呼びかける。その後で家庭ごみ有料化を検討してはどうでしょうか? ④「容認」とまとめられた町会連合会ですが、異論を多く耳にします。地域での説明会は有料化ありきの説明会と言わざるを得ません。とても丁寧な説明とは言えません。市民の声に真摯に耳を傾けるべきです。