午前の視察は高松市役所で「多核連携型コンパクト・エコシティ推進計画」について。
将来にわたる人口減少の中でコンパクトなまちを目指すことは、金沢市も同様です。 平成26年からの立地適正化計画のもとでは、「郊外部を切り捨てるのか⁉︎」との意見が多く、総論賛成、各論反対の状況となっています。
金沢市では「市街地調整区域」が指定されていて、例えば、区域内の農家は自分の子どもに農地を転用して宅地にしたいと思ってもそれができないわけです。
これに対して、高松市では同じく中核市でありながら、市街地調整区域を設けていないのです。しかし、高松市も市長が30〜50年後の次世代のためにコンパクト・シティへと舵を切り、市街地拡大の抑制を始めましたが、いかに住民に納得してもらうかが大きな課題になっているとのことでした。
また、コンパクト・シティ実現のためには、公共交通の確保が重要です。 高松市には、琴電があることが強みです。持続可能な公共交通ネットワークの再構築は両市にとっても大きな課題です。